アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーでローストビーフを作ってみた

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーでローストビーフ
この記事は約5分で読めます。

メリークリスマス!

クリスマスの定番料理と言えば、ローストビーフ。ピンク色でジューシーなお肉は美味しいしテンションも上がります。
ただ、自分で調理するとなると、なかなか難しい料理でもあります。

その難しさは、火の通し具合。これに尽きます。

ローストビーフの出来は「火の通し具合とイコール」火の通し具合が甘いと牛タタキだし、火を通しすぎるとビーフジャーキーみたいになります。

この加減が外側からはまったくわからないのが曲者で…。切ってみるまで、でき上りがわからないんですよねぇ。裏技で、食品用の温度計をプスプス突き立てるとかって方法もありますが、何度もやらないといけないので面倒くさい。

なんか、ラクチンな方法はないものか?

 

ヨーグルトメーカーで煮る!?

そこで、今回はこの方法を試してみました。

それは、デイリーポータルZさんで紹介されていた、ヨーグルトメーカーで煮るという方法。

ヨーグルトメーカーで肉を煮る
65℃で保温できる夢のヨーグルトメーカーで牛やら豚やら鶏やらの肉を煮まくった。 (玉置標本)

ヨーグルトメーカーは、牛乳を長時間一定の温度で温めてヨーグルトを作る調理器具。これを肉に応用することで、肉のたんぱく質が固まりすぎない絶妙な火の通し具合を実現できると。なんともすんばらしい方法です。これはやってみるしかない!

ということで、さっそくデイリーポータルZさんで使用していたヨーグルトメーカー「ヨーグルティア」を購入することにしよう。

 

ヨーグルティアは高い!

意気揚々とAmazonでヨーグルティアを検索してみたところ…。

なんと、お値段約9,000円!?

温度を25~65℃に設定できて、ヨーグルトに限らず味噌とかいろいろな低温調理ができる。とはいえ、ちょっと買うのに勇気のいるお値段。うーん、どうしたものか。

 

「他に安いものはないだろうか?」

もう少し探してみた。

こちらのヨーグルトメーカーは2,500円と安い。牛乳パックをそのまま入れられるようになっていて、衛生的にヨーグルトが作れるよう。しかし、ヨーグルト専用みたい。
ヨーグルトを作るには最高のコスパであるが、ワタシが作りたいのはローストビーフなんだ。ごめんよ。

 

救世主はアイリスオーヤマ

「これは、ヨーグルティアを買うしかないかなぁ」

そう思い始めながら検索画面をスクロールしたら、救世主がいた。

それは、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー。

これ、25~65℃までの温度設定ができて、さらに牛乳パックもそのまま入れられる。え、さっきの2つのいいとこどりじゃないか!?

それでいて、約3,800円という驚きのお値段。この値段なら失敗しても怖くない!ということで、即ポチってみました。

 

20161224145429
白くてシンプルなボディ。キッチンはもちろん、リビングにもそのまま置けそう。撮り忘れましたが、他に専用容器も付いてました。

 

20161224145504
フタを開けるとこんな感じです。牛乳パックが入るよう、四角い形になっています。直接牛乳パックをセットするだけでなく、専用の容器に調理したいものを入れてセットすることもできます。

 

ローストビーフを作ってみた

ねんがんのヨーグルトメーカーが手に入りましたので、早速ローストビーフを作っていきますよ。

お肉はスーパーの国産牛のももブロック500グラム。火の通りを均一にするため、調理する前に冷蔵庫から出して常温にしておきます。2時間くらい放置しました。

 

20161224150056
味付けは、クレイジーソルトの兄弟、クレイジーガーリック。塩味とにんにく風味を一緒に付けられてカンタンです。

 

20161224150425
味付けした肉を強火で焼き、表面に焼き色を付けます。ニンニクチップの焦げるにおいがたまらない。そのまま食べたい!(笑)

 

20161224150704
肉の表面が焼けたら、ヨーグルトメーカーに入れる準備です。ジップロックに詰め、ストローで空気を抜きます。

空気があると温まらないのと、お湯の中で浮いてきちゃうので、しっかり抜くのがポイントですね。

 

20161224150836
ジップロックを丸めて専用容器に詰め込みます。けっこうパツパツになりました。お湯を入れるスペースも必要なので、ローストビーフは500グラムが限度かもしれません。

 

20161224151033
専用容器の空きスペースにお湯を入れ、ヨーグルトメーカーにセットして63℃で3時間加熱します。ゆっくり温度が上がっていく仕組みなので、お湯は熱めがいいです。むしろ熱湯がいいかも。

 

20161224183912
3時間経ったのがこの状態。肉汁がじわっと出ていて美味そう。これはあとでソースに使いましょう。

 

20161224184025
切ってみると…やった!お肉はロゼ色で、しっかり火も通っています。これは完璧な仕上がり。恐るべし、ヨーグルトメーカー!

 

 

20161224184547
カットして盛り付けて完成。柔らかくてジューシーな美味しいローストビーフでした。

妻からも歴代No1の称号をいただき、楽しいクリスマスディナーを過ごすことができました。ありがとう、ヨーグルトメーカー。ありがとう、アイリスオーヤマ。

 

 

まとめ

難しいことを考えずに絶妙に火を通すことができるなんて、素晴らしい調理器具ですね。過去にローストビーフと言う名の「牛タタキ」を振る舞ったことがあるワタシ。これまで購入しなかったのが悔やまれます。

それにしても、アイリスオーヤマはすごいですね。2つの会社のいいところをパクって吸収してあの価格で出しちゃうんですから。今度は牛乳パックでヨーグルトを作ってみたいと思います。

コメント

  1. 匿名 より:

    はじめまして!こちらの記事を参考にさせて頂きローストビーフ作りに挑戦しました!
    ただ、お肉に浸すお湯を熱湯にしてみたらお肉に火が通りすぎてしまいました\(^o^)/

    最近の機種は熱湯でなくてよいのかもしれません!今度は60℃くらいのお湯でトライしてみますね~^o^

    http://debugmode.jp/2019/06/02/roastbeef_try01/

  2. やま より:

    この記事を読んで作ってみたくなりました!
    ただ、ヨーグルトメーカーにお肉の臭いがつかないか心配です。
    お肉を使った後に、ヨーグルトを作った時臭いがついたりしますか?
    ぜひ作ってみたいので、教えてください!