「シワシワネーム」と付けちゃうネーミングセンスに物申す

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ネットやニュースなどで頻繁に取り上げられていますが、古風な名前のことを「シワシワネーム」と呼ぶ動きがあるようですね。
どんな名前かというと、少し前に付けられることが多かった名前、具体的には「○男」や「○子」のような、いわゆる「普通の名前」です。

キラキラネームに対抗した「シワシワネーム」が「失礼すぎる」と話題に – DMMニュース

ここ最近もはや当たり前のようになりすぎて、それほど珍しいことでもなくなってしまったご存知「キラキラネーム」ですが、それに対抗してあえて古さを狙った「シワシワネーム」というのがジワジワと来ているようです。具体的には「○○子」や「○○男」など、昭和時代を彷彿させる懐かしいネーミングである。最近では「佳子さま」などが馴染み深いが、再びこのシワシワネームがブームになるのだろうか。

読み方がわからない流行の名前を「キラキラネーム」と呼び、その対極として、昔ながらの名前を「シワシワネーム」って呼ぼう・・・ってどうかしてませんか?

「キラキラ」の反対は「シワシワ」じゃないし!

両親が名付けた時はまだピチピチしてるし!

「古い=シワシワ」って、安易すぎるし面白くない。ネーミングセンスを疑われてもしょうがないです。仮にもプロなんだから。

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「キラキラネーム」の反省が全く活かされていない

読めない漢字を使ったり、今風の呼び名を使ったりした名前は、今でこそ「キラキラネーム」なんてかわいい表現になってますが、当初は「DQNネーム」と呼ばれ、バカにされていました。

でも、親に付けてもらった名前を「DQNネーム」って呼ばれちゃうのは、さすがにかわいそうという風潮で、代わりの呼び方として「キラキラネーム」という言葉ができたんだと思います。(「キラキラネーム」自体が蔑称になっている感もなくはないですが)

そんな中、古風な名前に対して、ネガティブイメージを持たせる「シワシワネーム」って付けちゃうのはいかがなものでしょうか。これまでの経緯を全然学習していないとしか思えません。

メディアの表現の傲慢さ

どうも、メディアが付ける比喩表現は、上から目線で人をバカにしているように感じてしまいます。

例えば、「今年の新社会人をヒット商品で例えるアレ」です。
今年は「消せるボールペン型」なんだそう。

公益財団法人日本生産性本部 – 平成27年度 新入社員のタイプは「消せるボールペン型」

○平成27年度新入社員のタイプについて
「消せるボールペン型」
見かけはありきたりなボールペンだが、その機能は大きく異なっている。見かけだけで判断して、書き直しができる機能(変化に対応できる柔軟性)を活用しなければもったいない。ただ注意も必要。不用意に熱を入れる(熱血指導する)と、色(個性)が消えてしまったり、使い勝手の良さから酷使しすぎると、インクが切れてしまう(離職してしまう)。

えっ?って感じがする。

「消せるボールペン」って言いたいだけでしょ、それ。

もしフリクションボールの流行が今年だったら、来年の新入社員に付けるでしょ、その愛称。

入ったばかりの新人の性質なんて、まだわからないでしょう?
個人それぞれ特徴もあるでしょうに。
それなのに、「今年の新人はこんな感じ(ドヤァ」って、どんだけ上から目線なんでしょうか。

そういうのは「笑点」で披露しててください(笑)

まとめ

と、まあ、ここまで熱くなったのには、ワケがありまして・・・。
ウチの妻の名前がいわゆる古風な名前なんですよ。

個人的に大好きな名前が「シワシワ」扱いされるのが、どうにも許せませんで・・・。
ウチの妻、平成生まれだし!ピチピチだし!

失礼しました~。

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