味覚は変わるのか?突然ミョウガが食べられるようになった22の夜

ミョウガ
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突然ですが、ミョウガが大好きです。

口に入れた瞬間に広がる清涼感が好き。シャキシャキと小気味よい歯応えが好き。豆腐にかける。そうめんに入れる。酢漬けにしても天ぷらにしてもいい。気温が高くなってくると食べたくなります。

ただ、思うことがひとつ。いつからミョウガが好きになったっけ?

だって、小さい頃は大嫌いだったから。

 

ミョウガが好きになったきっかけ

がんばって思い出してみた。

実家の裏で育てたこともあり、夏になると頻繁に食卓に上がったミョウガ。
ただ、あの独特な香りがいやで一切口にしなかった。薬味皿からポロッとそうめんの上に落ちようものなら、周辺の麺には絶対に手を付けませんでしたね。桃鉄のキングボンビークラスのお邪魔キャラ扱い。本当に嫌いだったなあ。

でも、社会人になって同期とそうめんを食べる機会があり。大葉とか海苔と一緒にミョウガを買いました。自分だけなら絶対買わないから、たぶん誰かが好きだったヤツがいたんだろう。

で、麺を茹で、薬味を刻んで食う段になって。周りに合わせてミョウガを入れてみた。ほら、ミョウガ嫌いとか恥ずかしいじゃん。だから平然と麺つゆに沈めてみたんですよ。

で、恐る恐る口に運んでみたら…うまかった。

あれ?おかしい。あんなに忌み嫌っていたはずなのに。ネギにもワサビにも出せない清涼感。なんだこれ。うまいじゃないか。

気付かないうちに味覚が変わっていたようです。それ以来ミョウガ大嫌い人間から、ミョウガ大好き人間に。人間の味覚っておかしい!

 

味覚が変わっておいしくなったもの

他にも味覚が変わったものがあります。例えば、ブラックのコーヒー。砂糖もミルクも入れないやつです。

 

小学校

小学校の時はベルミーコーヒー※か雪印のやつしか飲めませんでした。
※1970年から1980年代にかけてカネボウが販売していた缶コーヒー。くっそ甘かった。

 

中学高校

中学高校で、やっと砂糖とミルクを入れれば飲めるようになった。それでもおいしいものではなかったです。ポカリスエットが好きでした。

 

大学

大学になって、ブラックで飲み始める。それでもおいしいとは思わなかったです。大人ぶって飲んでいただけで、本当はコーラが好きでした。

 

社会人

社会人になり、残業前にブラックのコーヒーを飲むようになったら、突然おいしく感じるように!

疲れにカフェインが作用したのか、ストレスで舌がおかしくなったのかはわかりませんが、それ以来ブラック専門になってます。

あ、ビールがおいしく飲めるようになったのもこの辺から。どうも社会人になったころに味覚の変わり目があった模様です。年齢で言うと22歳頃か。ふむ。

 

逆に食べられなくなったもの

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食べられるようになったものもあれば、逆に苦手になったものも。

これは最近なんですが、脂っこいのがだんだん辛くなってきましたね。サシのたくさん入ったA5ランク和牛のステーキとか。肩ロースとかサーロインよりヒレがいい…って、おっさんか。好きで食べたいんですけど、体が拒否反応を示すというジレンマ。くやしいです。

あと、ギットギトなとんこつラーメンね。一風堂みたいにライトなやつじゃなくて、器を持っただけで1日手がツヤツヤするようなやつ。店の外まで豚骨の臭いが漂うような店のやつ。味は好きですが、年齢のせいか、胃がもたれるんですよね。最近は、鶏がらスープの中華そばがいいもの。

 

まとめ

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と、年齢によって味覚は変わるようです。小さい頃は苦手だったってものでも、大人になってから口にしてみると案外おいしく感じることもあるかもしれません。なので、たまーに冒険してチャレンジしてみるのがいいかも。

逆に、年を取って食べられなくなるものもあるので、好きなものは好きな時にたくさん食べるのが吉だと思います。いつ食べるの?今でしょ!

 

しっかし、中学生の頃はあんなに脂身好きだったのになぁ。

年齢で食の好みが変わるって、「ショック(食)」ですよね。

 

…おあとがよろしいようで。

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