コピックでお絵描きしまくるなら「SketchBook Pro」がオススメです

SKETCHBOOK PRO
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週アスPLUSからこんなニュースが。

72色の『コピック』が使えるペイントソフト『Autodesk SketchBook Copic Edition』|無料ソフトの殿堂(週アスPLUS)

コピック!懐かしい。
中学校の頃に出会ってから、イラストの着色によく使ってました。

水彩のような色合いですが油性に分類されるので、水性インクでペン入れしたものに塗っても線画が溶けないんですよね。色数も多くて、1本1本買い揃えるのが楽しみでした。

ちなみに、ピリサワが使っていたのは、細い方がペン、太い方が筆っぽくなっている、コピックスケッチという種類でした。

値段を見てもらうとわかるとおり、結構高いです。中学生の頃は万年金欠だったので色数を揃えられず、10色くらいをやりくりして着色していましたね。ちょっと濃い色を付けたい時は、何回も重ね塗りして頑張ったりね。

そんな懐かしのコピックが、無料で72色も使えるなんて驚きです。
1本400円で計算しても、28,800円分ですよ!これはちょっと使ってみるしかないでしょう。
ちょうど、「vivotab note 8」(当ブログでの愛称:ビボタ)用のドローイングソフトを探しているところでもあり、さっそくダウンロードしてみました。

ダウンロードまで

週アスのサイトから飛んでくるのは、以下の画面。
copicedithion

コピックエディションを探しに来たら、どうやらコピックエディション(「Autodesk SketchBook Copic Edition」)自体はもうなく、「SketchBook Pro」に統合されたとのこと。あれ、週アスさん?情報が古い?(笑)
ということは無料で使えないんじゃないか?・・・と思いましたが、「SketchBook Pro」も無料で使用出来ましたので安心を。

SKETCHBOOK PRO
先ほどの赤枠で囲んだ部分から「SketchBook Pro」のページに飛べます。
Windows(32bit版と64bit版)かMac版から選べますのでダウンロードしましょう。

メンバー
インストールするとログインメンバーIDを作成するか聞かれます。コピックの機能はサインインしないと使えません。無料なので作っちゃいましょう。

さっくり使ってみて、ユーザごとの違いはこんな感じ。

  • STARTER
  • サインインしないユーザ。最低限の機能は使えるので、お試し用。コピックの色ライブラリは使用不可。

  • ESSENTIALS
  • 無料サインインしたユーザ。コピックの色ライブラリが72色使えます。レイヤーに制限があり、背景以外は3枚まで。

  • PRO
  • 有料ユーザ。全ての機能が制限なく使用可能。パースやアニメーション用の追加機能もあり。

使ってみた感想

無料で使えるソフトとしてはかなり本格派です。
鉛筆、エアブラシなど、無料とは思えない使い心地。
このソフトひとつで、下書きから彩色までバッチリできちゃいます。

コピックが
画面上部、右端のアイコンを選択すると、キター!
コピックの色ライブラリ!
これを選択することで、既存のコピックの色を使用することができます。

お絵かき
「SketchBook Pro」を使って、新しい自画像イラストを描いてみました。
以前導入した「CloudAlpaca」よりも、下書き・着色ともに快適。

理由は、ユーザインターフェース。
ボタンの配置と選択方法が考えこまれていて、ペンでも使用しやすい。

特に気に入ったのは、リング式の選択メニュー。
画面のボタンをペンでタッチした後、ペン種類やレイヤーの処理方法などがリング上に表示され、その方向にペンを動かすことで決定となります。これがとても使いやすい。
マウスとキーボードを使用できない機会が多いタブレットには、ペンだけでサクサク描けちゃうのは嬉しい限りです。
リング式の選択メニュー

まとめ

タブレットで下書きから着色までストレスなくお絵描きできちゃうソフトです。

難点を挙げれば、無料版だとレイヤーが3つまでなので、レイヤ管理が難しいところ。
下書きから着色までこのソフトでおこない、最終的な編集などは他のソフトやデスクトップでおこなうというのがよいのではないでしょうか?使いやすいソフトなので、年間24.99ドル払ってしまうのもアリかもしれません。

登録ユーザ版の「ESSENTIALS」までは無料なので、以下の条件に当てはまる場合はオススメなので、ぜひお試しください!
・タブレット+ペンでお絵描きをすることが多い人
・コピックを心置きなく使ってみたい人

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