男の大人のクッキング、燻製。
前々からやりたいと思っていたものの、設備が大掛かりになりそうで気後れしてました。
あとはロケーション?
マンションのベランダでもできるっぽいですが、上の階の住人から「洗濯物がスモークされたんだけど!」なんて凸られそうで怖い。
なので、キッチンでもできる燻製セットが欲しい!
しかし、これが結構お高い。エクスペンシブ!
例えばサーモスの燻製器。
立派だけど、かなり高い。
なんと7千円超え。
ずっと使うならいいけど、すぐ飽きたら回収できない価格設定。
でも、正直燻製なんて、火にかけられて、密封できるならなんでもよくね?
なーんて素人考えがムクムクと……。
思い立ったが吉日。100円ショップで代用できそうなアイテムを買い集めてみました。
それがこちら。
じゃじゃーん。
買ったのは、
・ステンレス製ボウル✖2
・ステンレス製ケーキクーラー
・ステンレス製裏ごし器
・ダブルクリップ
まずはボウルが2つ。これを組み合わせれば球体になるんです。
最初は土鍋を組み合わせようと思ったのだけど、意外と小さかったのでこちらにしてみた。
次に必要なのは食材を置く網。
燻すには煙を通し、なおかつ食材が落ちない網が必要。
100円ショップで使えそうだったのは2つ。
裏ごし器は網目が細かいので、燻製する食材が落ちなくてよいかと思い買おうと決めていたのだが、お店を見ていたらコレ以上にいいやつがあった。
なので、買ったけど今回は未使用。
裏ごし器よりいいなーと思ったアイテム。
それは、ケーキクーラー。
本来、焼いたケーキを置いて冷ます台なんだけど、網の具合といい、ボウルにピッタリはまる大きさといい素晴らしい。裏ごし器より洗いやすそうだし。
そして忘れちゃいけないスモークチップ。
今回は定番の中から初心者向けのさくらのチップを選択。
しっかりとした燻製の香りがつくらしい。
なにぶん初めてでワカラナイのでまずはこれにしてみた(笑)
今回の食材
今回挑戦するのはこちらの食材。
6Pチーズと板かまぼこ。
下味や乾燥・熟成の期間が必要ないので初心者向け。
肉だと塩味を付けて乾燥させて……と手間がかかりますが、こいつらは燻すだけで大丈夫。
準備が要らないっていう点では、あとゆでたまごもいいみたい。
比較対象として燻製前の写真を撮ってみた。
こちらはチーズ。
そしてかまぼこはスライスしてみた。
燻製するのに間違って紅白のかまぼこにしてしまったのが誤算……。
色づくんだから白いのにすればよかったヨ。
燻製開始
ではさっそく燻していきますよ。
まずはガスコンロにアルミホイルを敷いて、スモークチップを少量入れます。
ちなみに、これはやった後の乾燥だけど、チップは写真の量より少なくてもいいみたい。
100均ボウル自体が大きくないので。
そして、弱火で熱していくと……
徐々に周りが黒くなってきて、煙が!
そしたらケーキクーラーをセットして……
食材を載せて……
もう一つのボウルをかぶせて密封しちゃいます。
煙が漏れないよう、ダブルクリップで留めれば
なんと100円ショップ製の格安燻製器になっちゃいました(笑)
あとは、「弱火で熱する」→「煙が強くなったと思ったら火を消す」の繰り返しで20分くらいレッツ燻製。
本当なら温度計を見ながらチーズが溶けないくらいの温度で火を調整するのが正解ですが……いいんです。男の料理は感覚とチャレンジ!
完成!
燻製が終わってボウルを開けてみると……
あ、思ったよりいい色だ。
これはウマイぞ、きっと。
チーズはなんと奇跡的に溶けていなかった!
外側にはしっかりとスモークの香りが付いて食欲をそそる。
食べてみると、ほんの20分くらいの燻製だったのに、ガツンくるスモーク具合。
チーズの味だけじゃなく、スモークされたことで旨味とか風味が加わっている!
あ、ビールに合うやつだ、これ。
1切れで350ml缶を半分はイケる。
マズイ。6切れあるから3本必要だ(笑)
そして板かまぼこ。
案の定、紅白かまぼこにしたことで微妙な色合いになってしまった。
ただ、白い部分を見てもらえばわかるけど、色はしっかり付いてる。
割って食べてみよう。
燻す前と比べてしっかりとした弾力。
どうやら燻製したことで水分が飛んだ模様。
スモークの風味が付いてるし、歯ごたえが良くなっているし、ツマミとしてのレベルが一段上がっている。
こちらも1切れで350ml缶を半分はイケる。
ハッ!もうビールがいくらあっても足りないぞ、コレ。
まとめ
今回、燻製は100円ショップのアイテム4点で簡単にできることが判明しました。
そのお値段、なんとたったの432円。
スモークチップを合わせても1,000円もかからないので、かなり敷居の低い趣味ではないでしょうか?
このくらいの出費なら1回で飽きちゃっても問題ないですし(笑)
さーて、次は肉か魚を燻製するとしよう。
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