チーズフォンデュ鍋がなければパンに入れればいいのよ

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日曜の夜。なぜだか突然チーズフォンデュが食べたくてしょうがなくなりました。しかしそこにはひとつ問題が・・・。

それは、我が家にはチーズフォンデュ鍋がないってこと。

でも、結果から言ってしまうと、鍋がなくたってちっとも平気だった。そう、パンがあればね。

 

そうだ、パンで器を作ろう

こじゃれたレストランでチーズフォンデュを頼んだ時のことを考えてみてください。小さなバーナーが運ばれてきて、その上に小さな鍋。グツグツ煮えるチーズ。それがスタンダードなチーズフォンデュのかたち。そして、今アナタの頭に浮かんでいるその小さな鍋。それがフォンデュ鍋です。

でも、そんな利用用途の限られたアイテムってなかなか買わなくないですか?そもそもチーズフォンデュなんて年に1・2回しか作る気がしないのに。そのために専用の鍋って・・・勇気がなくて買えないし、しまっておく場所がないっていうのが正直なところ。

そんな時、ふと前にネットで見たレシピを思い出しました。それがこれ。


画像引用:http://danken.jp/breads-items/recipe/126/|超かんたん!チーズフォンデュmodoki « ベッカライダンケン

そう、こんな感じで、パンをくりぬいて中にチーズを入れちゃうというやり方。これを見たときはすごい衝撃で、いつかはやってみたいと思ってたんです。ちょうどいいのでやってみよう!さっそくパン屋にゴー。

 

しかし、夕方のパン屋にはあまりいいパンが残っていなかった。ホントはブール、もしくはカンパーニュあたりが欲しかったのだけど見当たらず。しょうがないので、食パン買ってきた。


ちょっといい食パン。1/2斤。「何枚にカットしますか?」って聞かれたけど断ったら店員さんちょっとビックリして謝られた。そのまま購入する人って少ないのか?

 


では切っていきましょう。まな板に載せて包丁を入れてみたものの、うまく切れない。ちょっといい食パンがこんなにも柔らかいとは思わなかった。

 


ということで、包丁はすっぱり諦めて、キッチンばさみでくり抜いてみた。ちょっと汚くなってしまった・・・。でも、いいんだ。チーズに沈むから。

 


くりぬき終わったので、温めたフォンデュ用チーズを流し込んでいきます。ドロドロドローっと。たくさん食べたかったからたっぷり作っちゃった。

 


できた!ちょっと深すぎたので半分くらいにしてみたら、ルックスも満点。くり抜いた食パンの中身は小さく切ってトースターで炙ってあります。

 


今回の具材。定番のウインナー、アスパラ、パプリカ、ヤングコーン、ジャガイモ。変わり種ではんぺん、ホタテかまぼこ、うずらの卵フライ。

 


ではではチーズをたっぷり付けていただきます。う、ウマイ!ひさびさに食べるとウマイなチーズフォンデュ。ワインもチーズもあっという間になくなっちゃいました。

 

パンを器にするメリット

パンを器にするメリットはいくつかあります。専用鍋がいらないこと。どこでも買えること。オシャレに見えること。

しかし、それを上回るメリットは、「食べられる」ってことです。


チーズがなくなってきたら、パンの器を切り分けていきます。先ほどと同じく、キッチンばさみで豪快にいっちゃいました。

 


切り分けました!見えますかねー?パンの耳にはしっかりとチーズが付いています。これがポイント!

フォンデュ鍋だと最後の方は具材に付けにくいし、下の方が焦げちゃったりします。その点、パンは最後の1滴までしっかり食べられるんですねー。くー、チーズ好きにはたまらないっす。

さらに、オーブントースターでカリカリに焼いてもおいしいです。食パンフォンデュ、バンザイ!

 

まとめ

食パンフォンデュ、いかがでしたか?チーズフォンデュ鍋を買うより安くてオシャレに食べられておすすめですよ。ぜひぜひお試しください。

 


話は変わりますが、今回一番おいしかった具材はこちら。うずら卵フライでした。揚げ物にチーズという背徳感。カリカリのフライにチーズのコク、卵のまろやかさ。サイコー!これは我が家の定番になりそうです。

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