残業代なんていらねぇよ、冬

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ここのところ仕事が忙しくって、残業残業残業……。疲れが溜まってしょうがない。仕事が山積みでなければ早く帰りたい。

と思いつつ、たとえ仕事が暇だとしても、一定時間は残業をしておかないといけないのが日本社会。残業しないと上司に「暇なの?」なんて嫌味を言われるし。挙句の果てに、「暇ならアイツの仕事手伝ってよ」だと。意味が分からない日本社会。理不尽だ。

「こちとら、早く帰るために仕事がんばってんだよ、ばーか」

 

残業代というニンジン

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そして、上司や同僚の目線も気になるところですが別の問題。それは残業代。

がんばった分、ちょっとだけ報われる要素。基本給+割増手当。上司の評価は見えないけれど、目に見えるお金という数字。いつもよりも豪華な食事にしたり、ゲームを買ってみたり。旅行にも行ける。これがあるからがんばっちゃうっていうのもあるよね。

もし、残業代がゼロだったら?そりゃ、ビタ1時間も働きませんよ。お金が発生しない仕事はしません。ドライと言われるかもしれませんが、それがプロだと思ってます。(サービス残業バッチコイのブラック企業にお勤めのみなさま、すいません)

 

若いうちは残業しない方がいい

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ただ、ある程度残業をするのはしょうがないにしても、やりすぎは注意です。その分、プライベートの時間が少なくなりますからね。家族で過ごす時間とか、遊んだり勉強したりする時間とか。仕事ばっかりしていたら人間らしく生きられなくなっちゃいます。

特に若い人。若いうちほど、残業はするべきではないなーと。これは経験則から。

若いうちは基本給が少ないです。基本給が少ないと残業代もそれだけ少なくなります。時間は万人に平等って言いますが、それに対して支払われる給与は平等ではありません。若いうちの大切な時間を切り売りしても、金額面で絶対に割にあっていませんよ。

だから、残業をするくらいなら、別のことに時間を使うべき。勉強とか遊びとか。30歳後半ともなると勉強しても頭に入りません。入れたそばから忘れていきます。あと、遊ぶだけで疲れるし。脂っこい食事は胃にもたれるし、飲むとすぐ眠くなるし。どんどん楽しめないことが増えてきます。若いうちにせっせとやっておきましょうね。

 

年を取っても残業しない方がいい

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なんて言いつつ、年齢を重ねた人も残業しない方がいいです。勤務年数を重ねて基本給が上がるにしたがい残業代も上がったとしてもです。

考えてみてください。20歳と40歳の人生の残り時間、どっちが短いですか?そりゃあもちろん40歳ですよ。20歳の人は「明日死ぬかも」とか現実味ないでしょうが。40歳ともなると内蔵ボロボロで死にかけの人ケッコーいますからね。

「明日死ぬってわかってたら、残業しますか?」しませーん!

残業代が上がって「ラッキー!残業代がっぽりだ!」なんて喜んでいる場合ではないです。その分、自分の時間の価値も上がっているんですから!今日は早く帰宅して、たけのこの里のチョコとクッキーを分けてクッキーだけ一気食いだ!

 

まとめ

ということで、老若男女、残業は控えめにしましょうね。

いやー、政府はもっと残業を抑制する仕組みをつくるべき。残業時間に応じて税金を支払う仕組みとかね。

でも、それだと空残業しちゃうブラック企業が出てきそうなので、タイムカードも国が管理して……。ああ、そうするとそもそもタイムカード切らないで働かせるスーパーブラック企業が出てきちゃうな。じゃあ、国民の頭にチップを埋め込んで位置情報で管理しよう。そうだ、それがいい。首相、お願いします。

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