「私以外私じゃないの」
これは、4人組バンド「ゲスの極み乙女。」の曲のサビ部分のフレーズ。
最近、コカコーラのCMでよく耳にする。
ゲスの極み乙女。 – 私以外私じゃないの – YouTube
若い頃は、このフレーズのような意識を持つことができなくて、ストレスを貯めこんでばかりで、無駄な苦労をしていたと思う。
でも、年齢を重ねるにつれ、このフレーズみたいに物事を考えられるようになってきて、人生が少し楽になった。
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どうしてあなたは、私じゃないの?
若い頃は自意識過剰で、他人の評価を気にしたり、自分をよく見せようとしていました。
また、それとは逆に他人のことが気になって、行動や言動を自分のものさしと比べて、心の中で批判したりもしていました。
「なんであんなことをするんだろう」
「自分だったらこうするのに」
「どうしてわかってくれないんだ」
と、まあ、他人に対してこんな勝手なことを思っていたんですね。
小さい人間です。
学生時代はそれでもあんまり不都合はありません。
嫌なことがあれば逃げられるから。
気の合う人間と一緒にいればいいし、居心地のよい場所に引きこもっていても生きていけるから。
でも、社会人になるとそうはいきません。
会社という逃げ場のない場所で、気の合わない人間とも一緒に仕事をしていかねばなりません。
解決法は期待しないこと
では、どうやって解決したらよいでしょうか?
それには、自分と他人が全く違う人間であることを認識することです。
そして、認識した上で、期待をしないことです。
「ああ、この人はこういう人だから」と考え、相手の個性として尊重しましょう。
例えば、「いつも不潔で、仕事をサボってばっかりなくせに、発言が上から目線で説教臭い上司」がいたとします。
仕事上、この人と関係を続けていかない場合、普段からこの人に対してどう思うかで、ストレスのかかり方が変わってきます。
不潔→「風呂入ってるのかよ?キレイにすればいいのに・・・」
サボり→「またタバコかよ・・・仕事しろよ」
発言→「また上から目線かよ・・・もっと下の気持ちも考えろよ」
全部、自分の期待が入っちゃってますね。
期待をするから、イライラするんです。
期待をするから、ストレスが貯まるんです。
上司への期待を排除して、自分のことだけ考えるようにしたら、ちょっと楽になります。
不潔→「この人臭いもんな。俺は清潔にしよう」
サボり→「いつもいないな。自分の仕事しよ」
発言→「俺は部下の気持ちになって考えるようにしよ」
相手に期待をしないと、意外とダメージないものですよ。
ただし、パワハラ、おめーはダメだ!
(パワハラの場合は別問題なので、しかるべきところに相談しましょう)
まとめ
「私以外私じゃない」んだから、期待するのは止めましょう。
みんな、自分という個性・作品を持っていて、それを変えられるのは自分だけなんです。
他人の作品なんて気にしないで、自分の作品を磨くことだけに集中しましょう。
そうしたら、人生がちょっと楽になりますよっと。
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