紙で指が切れて痛い!という冬の悩みを解決したい

この記事は約3分で読めます。

あれ、手が痛い……。そう思い、指先を見てみるとうっすらと赤い線が。どうやら、気付かないうちに指先を切っていたようです。

しかし、刃物を使っていたわけではありません。ただ、普通にデスクワークしていただけ。となると、思いつくのは紙。くっそー、紙で切ると痛いんだよな。

なんとか切らないようにできないものか?というか、そもそも、なんで紙で指を切ると痛いんだろう?

 

紙で手を切ると痛いのはなぜか?

包丁やカッターで手を切った時より、紙で手を切った時の方が痛く感じませんか?

個人的に、刃物でザックリと切って血がドバドバ出ているより、紙で切った赤い線の方が痛く感じます。物理的にというか感覚的にですが。それには何か理由があるんでしょうか?

気になってみて調べてみたら、①指先の痛点の多さ②紙の形状③出血しないことの3つが原因だそう。

参考にさせていただいたサイトhttp://www.lifehacker.jp/2016/09/160926_paper_cut.html

 

①指先の痛点の多さ

紙で切り傷を創るのは指先が多いですよね。人間の指先は、細かい動作や様々な感触を察知するために繊細な神経が集まっているんだそう。

神経が多いということは、つまり、痛みを感じる痛点も多く点在するということになります。なるほど。だから、ちょっとの傷でも、痛く感じてしまうんですね。

 

②紙の形状

紙は一見、まっすぐきれいに揃っているよう見えます。しかし、顕微鏡レベルで拡大してみるとギザギザになっているそうです。これも痛さの原因の一つ。

切れ味のよい包丁で切られた野菜は断面がキレイです。逆に、サビだらけで切れない包丁で力を入れて切られた野菜は断面がグチャグチャ。それだけ細胞が破壊されるわけです。この理屈が刃物と紙にもそのまま当てはまるのです。

 

③出血しないこと

3つ目の理由が驚き。紙で切ると傷が浅くて出血しないことが多いですが、これも原因の一つなんですって。

出血すると、血が凝固して傷口を保護してくれるそうで。つまり、血が痛点をカバーしてくれるんですね。ということは、逆に、血が出ないということは、痛点がむき出しでずっと痛いってことになります。

単純に考えると血が出た方が痛そうなものですが、そうではないんですね。うーむ、知らなかった。

 

 

紙で指を切るのを防ぐには?

冬に紙で指が切れる一番の理由は乾燥です。そのため、ハンドクリームで保湿するのが効果的。切れるのが嫌なら塗りたくりましょう。

ただ、ハンドクリーム苦手な人もいるでしょう。いや、ワタシなんですけどね。ベタベタするのが苦手で……。そういう人には別の手を。皮膚が冷えて固くなることも切れやすくなる原因の一つなので、手を温めるのも効果的です。

あと、職場の事務用品を手配できる立場なら、コピー用紙をわら半紙にしちゃうという手もアリです。白色コピー用紙よりもやわらかいので切れにくくなりますよ。……あんまり現実的ではないかもですが。

 

最後に

しかし、冬はどんなに気を付けていても指がスパスパ切れて困っちゃいます。これって紙のせいなのでしょうか?

いや、もしかしたら、妖怪のせいかも?

妖怪「かみいたち」なんちゃって。

コメント