革靴が嫌いです。
まず、靴底がツルツルで滑って歩きにくい。そして、磨いたりクリームを塗ったり手入れが面倒。そのくせ、スニーカーと違って、値段も高い。はっきり言っていいところがない。
そして、一番許せないのは重いってところ。滑る上に重い…鉄下駄じゃあるまいし、なんて苦行?こんなに歩くのに向いていない靴はないんじゃなかろうかと思えてくる。
しかし、ある革靴に出会って、そんな悩みもなくなりました。
その靴の名は、ハイドロテック・ウルトラライト!これがとにかく滑らなくて軽くて、しかも安い!
今回はそんなハイドロテックの魅力を熱く語らせてください。
ハイドロテックとは?
ハイドロテック(HYDRO-TECH)とは、靴メーカーのチヨダのオリジナルブランド。本来、革靴の弱点とされる防水・防滑などを克服した高機能シューズなんです。主に靴のチヨダで販売されています。
ちなみに、靴のチヨダという名前にピンとこなかった方。東京靴流通センターやSHOE-PLAZA(シュープラザ)という靴屋に聞き覚えはありませんか?あれも靴のチヨダグループです。もちろん、これらの系列店でも購入することができますよ。
あと、記事を書くのに調べていたら、Amazonでも購入することが判明。知らなかった…。
ハイドロテックの素晴らしさ
ハイドロテックにはいくつも細分化されています。その中でワタシが愛用しているのは「ハイドロテック・ウルトラライト」シリーズのモカです。
あんまり気に入りすぎて、実はこの靴3足目だったりします。
もしかしたら職場で「あいついつも同じ靴履いてね?」って思われているかも。でもそんな風に思われてもいいくらいお気に入りなんだから仕方がない。
その理由はこちらの5点。
軽い
なんといっても、コレ!
量ってみたら27.0cmで片足297グラムという驚きの軽さでした。25.0cmだと片足265グラムですって。ちょっと軽すぎませんかね?(笑)
ピンと来ない方に説明すると、普通の革靴は片足で450グラムはします。また、スニーカーも400グラムくらいします。ちなみに、手元にあったコンバースのスニーカーを量ってみたら420グラムだった。重っ!
それと比べても、300グラムを切っているというのはすごいですよね。
以前は重めの紳士靴を履いていたのですが、これに変えてから、はっきりとわかるくらい足の疲労感が少なくなりました。
本革
安いから合皮…と思いきや、本革表記のタグが!
なんとこの値段で、本革・天然皮革。ちゃんと牛革使っているんです。
合皮は見るからに安物って感じがしますよね。でもハイドロテックは牛革のおかげで、パッと見、安物には見えません。光沢、しっとり感。やはり本革はいいです。
手入れが簡単
本革ですが、手入れは簡単。
手入れといっても、軽く汚れを落として防水スプレーを吹き付けるくらい。それだけで半年はしっかり使えちゃいます。先代は去年のゲリラ豪雨も台風も乗り越えて春まで使えたので間違いないです。
滑りにくい
ソールはゴム製で山もあり、滑りにくいです。雨の日も雪の日も快適でした。
やっぱり山があるのって大事。昔買った革靴は靴底がまっ平らで滑りまくっていたもの。
安い
そしてこれもかなり重要。値段がとっても安いんです。なんと、定価6,372円(税込)ですよ!
メジャーどころですと、リーガルの革靴は2万円以上します。それと比べたら1/3くらいのお値段。高機能なのに安い!素晴らしいですわ、ハイドロテック。
ラインナップも豊富
ワタシはとにかく軽さを追い求めているため「ハイドロテック・ウルトラライト」にしていますが、他のラインも魅力的です。
防水機能に特化した「ハイドロテック・ブルーライン」はこれからの梅雨の時期にはピッタリ。
夏の暑い時期には通気性が高く蒸れにくい「ハイドロテック・涼風爽快ドレス」がよさそう。
さらなる高機能&高級感を追い求めるなら「ハイドロテック・プレミアムドレス」を選べばいい。
機能が増えるほど値段も高くなるものの、一番上の「プレミアムドレス」でも15,120円(税込)なんだから、すごい。
…まあ、私はウルトラライトを2足買いますがね(笑)
まとめ
長々とハイドロテックのすばらしさを語らせていただきました。
ハイドロテックはホント軽いし、滑らないから歩きやすい!この靴に変えてから通勤での足の疲れがだいぶ緩和されました。
しかも安い。16ヶ月で2足を履きつぶしましたが、それでも12,000円ほど。一般的な紳士靴の1足にも満たない出費です。
おしゃれなサラリーマンには合わないかもしれませんが、それなりにちゃんと見えて機能的な靴を選ぶのであればハイドロテックがおすすめですよ。
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