さーて、前回に引き続き、Amazonのプライム・ビデオでクレヨンしんちゃんの映画を視聴していきますよ。
目標は最新作「爆睡!ユメミーワールド」の公開までに公開済みの全23作を見ること!
全部見られるまでは、最新作は見ないぞー!
・・・いけるのか?(笑)
今回は、クレヨンしんちゃんの劇場版2作目、「ブリブリ王国の秘宝」です。
しんちゃんで「ブリブリ」というと「ぶりぶりざえもん」が思い出されますよね。でも、本作には「ぶりぶりざえもん」は出てきません。恰好がソックリなブタの魔人は出てきますが、声も性格も全く別のキャラクターです。
ま、紛らわしい!
ぶりぶりざえもん目当てで見ようとしていた方は、ご注意を(笑)
※なお、今回から少しネタバレを含ませています。
そのため、内容を知りたくない方はブラウザバックで逃げてくださいませ。
あらすじ的なもの
「クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994年)」
ブリブリ王国に伝わる秘宝。それは何でも願いを叶えてくれる魔法のツボ。
しかし、秘宝がある遺跡の扉は閉ざされていて誰も入れない・・・。
この扉を開ける方法は、ただひとつ。それは2つの鍵を手に入れること。
その鍵とは、ブリブリ王国の「スンノケシ王子」という5歳の少年。そして、王子と同じ年齢でまったく同じ背格好の少年・・・って、しんのすけ!?
宝を狙う悪の組織、ホワイトスネークは、あっさりと王宮からスンノケシ王子をさらい、もう一つの鍵=しんのすけを狙うのだった・・・。
ストーリーがいい!
前作はストーリーが弱いと書きましたが。
本作は、打って変わって、最初から最後までストーリーがしっかり。
導入部のスンノケシ王子がさらわれるシーンの緊張感から始まり、飛行機がハイジャックされたり、ホワイトスネークに追われたり、終始ハラハラドキドキ。
バトルシーンも多くて飽きが来ない。
ルルかわいいよルル。
そして、埋め込まれている伏線と、それがしっかりと回収された点もいい!
冒頭の幼稚園でのシーン、しんちゃんが小宮悦子のサインを欲しがっていたのがまさかの伏線とは。そして、この伏線がクライマックスで回収されるとは・・・。あれは笑った!ホント、レベル高い。
残念なところ!
全般的に文句はないんですが・・・あえて言うなら、
ひろしの靴下があんまり臭くないこと!(笑)
後半、悪役のミスターハブが失神していることを確かめるために、ひろしが自分の靴下の臭いをかがせるシーンがあります。しかし、なんとハブはふつうに目を覚ましてしまうんです。
今でこそ最悪最強のひろしの靴下の臭いですが、当時は大したことがなかったんですね・・・。ちょっと残念(笑)
採点!
ストーリー:★★★★☆
笑い :★★★★☆
伏線回収度:★★★★★
総合 :4.2点/5点
いやあ、面白かった!
ストーリー自体は伏線もバッチリ回収して満点!としたいところですが、スンノケシ王子があんまり活躍していなかったのと、封印のお守りの伏線が強引すぎたので-1にしてます。
ちなみに、本編とは関係ないですが。
今作のオープニングテーマはテレビ版と同じく「オラはにんきもの」ですが、本作からは映像がクレイアニメーションになっています。今となっては定番ですが、ここが始まりだったんですね。
クオリティは今よりは落ちるものの、ちょっと感慨深いので、機会があれば見てみてください。
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