エアコン選びに必要なたった2つのポイント

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日曜日、今週末の引越しを前に、新居用の家電を購入してきました。

買ったのはエアコン2台と、洗濯機。

こんなに大量に家電買うなんていつ振りだろう。社会人になってから最初の引越しで、会社の寮から出て一人暮らしする時、白物家電セットを買った時以来かな?その時買ったのは、小さめの冷蔵庫、温めるだけの電子レンジ、4.2キロの洗濯機のセットでした。

ちなみに、先の2つはもう手放しているけど、この洗濯機は未だ現役だったりします(笑)
ただ、さすがに4.2キロだと二人分の洗濯物には小さすぎますね…。

1週間に何度も回さないといけないので、共働きにはちょっと負担。回す回数も減らしたいという意向もあり、今回買い替えとなりました。約10年、お疲れ様!

そして、今回マンションを購入して気付きましたが、持家になるとエアコンを買わなきゃいけないんですね。ずっと賃貸に住んでいたので、付いていて当たり前の感覚で、家主さんが取り付けていた機種を何となく使っていました。が、買うとなると、種類が多くて選ぶのが大変。

今回初めて選んでみましたが、エアコンの選び方のコツがわかったので書いてみます。
夏に向けて、選び方に困っている方の参考になれば幸いです。

エアコン選びに必要なたった2つのポイント

エアコン売場に行くと、壁に大量のエアコンが陳列されていて圧倒されます。いろんなメーカーから様々な機種が出ていて、価格表示と性能表示が貼りまくってあって…何を見て選んだらよいかわからない!

メーカーの中でも、グレードがあって機種ごとに違う機能があるし、見れば見るほど混乱してきます。でも、家電芸人を目指している人以外は、そんなの見ることはありません。

選ぶのは2つのポイントに絞るだけでいいです。

【1】部屋の広さ

エアコンにはそれぞれ冷房能力と暖房能力が決まっています。
それはスペック表に畳数として書かれているので、それを目安に設置したい部屋に合ったものを選びましょう。

例として、ダイキン社の18畳エアコン「AN56SFP-W(うるるとさらら)」のスペック表を見てみましょう。

能力(kW)消費電力(W)
畳数の目安
暖房15~18畳6.71,770
冷房15~23畳5.61,890

引用元:Fシリーズ 製品情報|ルームエアコン|住宅設備|ダイキン工業株式会社

この表で重要なのが、「畳数の目安」という部分。

まず、暖房の行の「15~18畳」という表示を見てみましょう。「15畳と18畳の間だから、16.5畳用だ!」と思いがちですが、違います。
正解は、木造住宅が「15畳まで」、鉄筋住宅が「18畳まで」です。同じ出力でも、気密性の低い木造住宅の方が対応する畳数が少なくなります。

次に、暖房と冷房の畳数の差です。
同じメーカーもありますが、多くのメーカーで、暖房と冷房が違う値となっています。

今回のダイキンの機種を例とすると、鉄筋の場合、暖房は18畳、冷房は23畳です。
なので、鉄筋であれば低い方に合わせ、18畳までの部屋であれば、どちらも的確な出力となります。

ただ、地域差もあるので注意です。例えば南の方の地域で気温が高ければ、それほど暖房を使わないため、もう少し広めの部屋にも使えるでしょう。その辺は家電量販店の店員さんと相談してみるといいと思います。

この「畳数の目安」は、めちゃくちゃ重要なので、この見方だけは覚えておきましょう。

【2】予算

次は、予算です。
いくらまでエアコンに使えるかを把握しておきましょう。

各メーカー、上位機種から廉価な機種まで揃えており、金額もピンキリです。
機能で選んでいくと価格は天井知らずですので、予算をしっかり決めましょう。

あとは店員さんに、部屋の広さと予算を言えばOK。予算に合った機種をいくつか選んでくれますので、その中から選びましょう。
それが一番早いですし、お財布と相談しやすいです。

注意点としては、設置料が別途かかるので、「設置料込みの予算」を伝えるようにしましょう。

他は気にしなくていい

「え、省エネ性能とか気にしなくていいの?」

えーと…気になる人は気にすればいいと思います。
普通に使う分にはそれほど変わりません。

省エネ性能は、今はどこのメーカーでも頑張っています。Panasonicが一番よいようですが、他のメーカーも数年前の機種に比べれば格段によくなっています。「電気代が年間でいくら安くなる!」なんて言っても、何千円も変わることはありません。

なので、そこは価格の比較で決めてしまっていいと思います。
年間500円安くても、5年で2,500円。だったら、2,500円安い機種にすればいいんです。

「メーカによって故障率やサポートの質が違うみたいだけど?」

これも、それほど気にしなくていいです。そんなに壊れませんから。
たまーに発生した故障時の対応を、買う時から気にして選ぶ必要はないですよ。

まとめ

乱暴でしたが、エアコンの選び方でした。

いや、好きな人はじっくり吟味して選べばいいと思いますよ。それこそ家電芸人レベルに。

ただ、私みたいに、「別にエアコンなんて冷えれば(暖まれば)いいや」って人なら、この2点だけ気にしていればいいかと。
選ぶのにかけるコストって、結構バカになりませんしね。

長文にお付き合いいただきありがとうございました!

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